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ASAHI OPT.CO., SMC TAKUMAR 50mm F1.4(SMCタクマー)を作例も交えて実写レビュー

1964年に旭光学工業から発売された大人気の標準単焦点レンズ「スーパータクマー」

その後何度も改良が重ねられ、最終型である本レンズ「ASAHI OPT.CO., SMC TAKUMAR 50mm F1.4」は1973年~1975年にかけて生産された最終のタクマーレンズとなります。

タクマーレンズは今でも中古市場に多く流通しています。流通量の多さから比較的購入しやすい価格で取引されていることや、写りに定評があることから、今でも大変人気のあるオールドレンズです。これからオールドレンズ に挑戦しようという方にもおすすめのレンズと言えます。

放射線を放つアトムレンズ。気になる人は注意が必要かも

後期型のタクマーレンズは「アトムレンズ」と呼ばれている。名前の由来は、レンズに放射能を放つトリウムを使用していることからきている。

レンズにトリウムを活用することで高屈折率・超低分散光学ガラスになる。これにより、色収差が小さい高性能レンズになるようです。

放射線を放つと聞くと怖いですが、ずっと近くに置いておくくらいのことをしなければ、人体への影響はないようですが、気になる方は購入前に注意が必要かもしれません。

入手したASAHI OPT.CO., SMC TAKUMAR 50mm F1.4レンズはこちら

こちらが私が入手したタクマーレンズ。

オールドレンズは基本的に経年による劣化があることが前提ですが、ASAHI OPT.CO., SMC TAKUMAR 50mm F1.4はオールドレンズの中でも比較的新しいモデル(後期型)になるため、状態の良いものが多い印象です。ただ、前述の「トリウム」を含んだガラスは経年で黄色く変色していく特徴があるようなので、購入前にはレンズの状態を事前に確認する必要があります。(黄色の変色があったとしても、それはそれでレンズの個性になると思います。)

私が入手した個体はあまり黄色の変色は進んでいないようでした。

早速、外に持ち出して撮影してみました。

全体的にノスタルジックな、オールドレンズらしい描写になりますが

ピントが合った部分はパキッとシャープな映りになりました。

癖の強さは控えめですが、その中でもオールドレンズらしさをしっかりと残した

バランスの取れたレンズという印象です。

ASAHI OPT.CO., SMC TAKUMAR 50mm F1.4をミラーレスカメラで使用する方法

ここで少しレンズアダプターについても触れておこうと思います。

オールドレンズの場合、古い規格で設計(タクマーの場合、M42という単純なネジタイプ)されているため、SONYやNIKON等の最新のカメラにレンズを装着する際はマウントの変換アダプターを使わなければなりません。

マウントアダプターは良いものを・・と言われる方もいますが、私個人としてはこちらのお手軽マウントアダプターを3つほど購入して複数台のレンズで使用しましたが「必要十分!」といった印象です。

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