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ライカ ズマール 50mm F2 LEICA Summar 5cm F2 実写レビュー

私はカメラを趣味程度に楽しむ素人カメラマンですが、そんな私でも「一度は使ってみたい!」と興味を持っていたのがこのライカ ズマール 5cm F2と言うレンズです。今回はついにそのレンズを入手して撮影することができましたので、写真とともに使用レポートをしていきたいと思います!早速ですが、今回撮影したレンズがこちら。

固定鏡筒型のどっしりとしたデザインがとてもカッコいいです。このレンズをつけて街を歩いていると「カッコいいカメラですね!」と何人かの方に声をかけていただきました。それくらい存在感のあるレンズです。

このズマールが登場したのは今から88年前の1933年と聞きます。積み重ねた歴史が背景にあるだけに見た目以上の重厚感や厳格さを感じるレンズです。

最新のカメラでは表現できないライカらしい描写

最近ではスマホのカメラもかなり進化しているようで、携帯で撮影したポートレートでも「標準単焦点レンズで撮ったのかな?」と勘違いするほどクオリティの高いものになってきています。

「写真としてのキレイさ」はもはや当たり前になってきている時代。誰が写真をとってもそこそこ上手に撮れる今、私自身オールドレンズを知る前にはカメラに対する熱が冷めてしまう時期がありました。ですが、オールドレンズとの出会いが再びカメラの熱を再燃させてくれます。

どこか欠点のある昔ながらの描写が楽しめるオールドレンズ。その中でも特に個性が強いこのズマールは私のカメラ熱をさらに再燃させてくれました。

撮るたびに違う表情を見せる暴れん坊レンズ

白とびもするし、背景のボケもいまいち。ピントも合ってるのか合ってないのかわからない。正直写真の出来としては0点かもしれない。でも、そんなことはどうでも良くなるくらい、独特の雰囲気が写真から伝わってきます。

熱い夏に部屋で涼んでいる子供の様子。

サーキュレーターは新しいなのに、写真自体はどこか懐かしい雰囲気に仕上がります。

ズマール自体はどっしりとした重厚感のある外見ですが、その外見からは想像できない「ふわっ」とした優しい描写に。

少し絞って撮影すると、60年以上前のレンズとは感じさせないすっきりとした写真も届けてくれる。

フレア・ゴーストは当たり前なのに、なぜか逆光を楽しみたくなる。

最新のカメラではデジタル処理をされたり、レンズの性能により抑制される「フレア」

や「ゴースト」ですが、これがあるからどこか懐かしい情緒的な写真が撮れるのではないか?と感じます。ズマールで逆光下で撮影すると、まさしくタイムスリップでもしたかのうような、不思議な写真を見せてくれます。

ズマールは動画でも楽しめる!

ズマールの「ライカらしい描写」は動画でも健在です。

動画撮影ができるミラーレスカメラであれば写真のような懐かしい雰囲気が動画でも気軽に楽しめます。どこか映画のワンシーンのような、幻想的な動画に仕上がります。

試しに動画の様子を撮影したのでアップします。ファインダー越しのイメージも伝わるとおもいます。

ライカ ズマールの相場と入手方法

ライカ ズマールは1933年に発売され、その後数多く生産されたことや、カメラの性能としては不十分な点も多く、人気自体があまりないことから比較的高価とされるライカレンズの中では手を出しやすい価格のライカレンズです。

ただ、歴史が古いだけに「製造年」や戦争の影響による素材の違い「ニッケル」や「クローム」、レンズの状態「くもりの有無や程度」等により、その価格は一概に決まりません。

レンズ選びの際は慎重に選びましょう。

販売場所は中古のカメラショップをはじめ、楽天やアマゾンなどにも出品されています。

ECモールを活用される場合は出品ショップの評価や、商品掲載写真をしっかりと確認しレンズの状態等をしっかりと確認することをおすすめします。

ライカズマールをミラーレスカメラで楽しむために必要なもの

オールドレンズ全般に言えることですが、古いレンズの規格とカメラ側の規格を合わせる(変換する)マウントアダプターがあれば、簡単にお手持ちのミラーレスカメラでライカレンズを楽しむことができます。その他、レンズ自体を保護するレンズフィルターも用意しましょう。

ズマールのマウントは「ライカL39型スクリューマウント」になります。ネジのようになっていてカメラにねじ込むような構造になっています。仮にカメラがSONYα7とすると、

カメラ側のマウントは「Eマウント」ということになり、爪でひっかけるような構造になるので、ライカのネジ構造を爪構図に変換するアダプターが必要になります。

マウントアダプターは様々なメーカーがありますが、以下に手頃なものを紹介しておきます。

ただ、当然ながらレンズとカメラ側で電子接続がないため「オートフォーカス」は作動しませんのでご注意ください。

一方で「オールドレンズなのにオートフォーカスができる」というマウントアダプターもあります。精度のほどはわかりませんが紹介だけしておきます。

レンズフィルターについては、ズマールのレンズ径が34mmになりますので

こちらのフィルターが適します。私もこれを買いました。

これだけそろえば、ズマールを楽しむ環境は整います。

実際にカメラに付けるとこのような感じに

いかがだったでしょうか。

是非、一緒にオールドレンズの世界を楽しみましょう。

このズマールを手にしたら最後、後戻りのできないライカ沼に誘われること間違いありません。

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