近年のアウトドアブームにより、山を自転車で爽快に走ることのできるマウンテンバイク・トレイルライドの人気は年々上昇しています。しかし、日本ではまだまだマイナーなアクティビティであるが故に、基本的な情報が不足。事故や自治体とのトラブルに発展することも多いようです。このブログではこれからマウンテンバイクで山を走りたいという方に向けて最低限知っていただきたい情報をまとめました。マウンテンバイクは最高のアクティビティですが、私たちの行動次第で山を走れなくなってしまうことがありますので注意が必要です。
マウンテンバイクは「マイナーなスポーツ」という自覚が必要
世界に目を向けると「マウンテンバイク」はメジャーなスポーツです。自然を誰もが自由に体感できる文化が形成されており、ハイキングをはじめ、マウンテンバイクによるトレイルライドも盛んです。しかし、日本ではそうはいきません。2020年の国内における自転車の車種別販売台数から割り出した数値で言いますと、7,177,558台のうち165,124台がMTB。割合は約2.3%です。(参照:自転車産業振興協会 2020年自転車生産・輸出入状況資料より抜粋)
つまりこの記事にたどり着き、これからマウンテンバイクをはじめようとされているあなたは、私も含めて2.3%の少数派であることを自覚しないといけません。マナーを守ることでMTBファンが少しでも認められる地域社会になれば嬉しいですね。
1)ハイカーに笑顔で挨拶
私たちMTB愛好家は残念ながら少数派です。皆が気持ちよく山を楽しむためにも、MTBの印象を少しでもよくするためにも、ハイカーさんと出会ったら笑顔であいさつをしましょう!
2)ハイカーに出会ったら道を譲る
自転車は軽車両です。当然ながら山道でも歩行者が優先です。足場の悪い山道でハイカーさんに出会ったら、自転車を降りて道を譲りましょう。
3)ヘルメットは絶対にかぶる。できればプロテクターも装着する。

自身の身を守る対策をしましょう。山は枝があったり岩があったりと、整備された公道よりも危険が多い。できれば頬まで守ることのできフルフェイスのヘルメットを着用することをおすすめします。友人が転倒して頬を血だらけにした光景を目の当たりにしたので、ここは強く推奨しておきます。
4)もしものために
事故はないに越したことはありません。しかし、万が一の時のために備えることも大切です。自分自身のケガの保険や、自身が加害者となってしまった時のための賠償責任保険などに加入しましょう。
5)鈴をつける
鈴の音でハイカーに自分の居場所を事前に察知してもらいましょう。
マウンテンバイカーから気付くことが前提ですが、事故を未然に防ぐためににも
鈴をつけましょう。また、山によっては熊が出る地域もありますので熊よけの意味でも携行をおすすめします。
6)フィールドのゴミは持ち帰る
キレイな山はみんなの行動で維持されます。ゴミは持ち帰る。また、落ちているゴミがあれば回収しましょう。
7)路面が悪い時は走らない
雨あがりの山道はぬかるみます。その上をマウンテンバイクが走ると山肌が崩れて道がボコボコになってしまいます。山道をキレイに維持するためにも雨の日のトレイルライドは避けましょう。
8)ルートを守る
山はどこを走っても良いわけではありません。
それぞれの地域でルールがあるはずですので確認しましょう。
お近くにマウンテンバイクのショップがあれば、そこの店員さんに聞くのが一番です。
マイナーなスポーツであるため、地域ごとのローカルルールが存在することもマウンテンバイクがなかなか普及しない理由かもしれませんが、ここは調べるしかありません。
9)ルートに手を加えない
道の倒木をどかす等はハイカーやその他のMTBライダーのためですが、切る必要のない木を切ったり。勝手にコースを切り開く等はやってはいけません。山にはそれぞれ所有者がいるかもしれません。走っているその山は「みんなの山」ではないかもしれません。
10) 山に入るときはできれば複数人で
山の中でもしもの事故が起きた場合。助けを求める必要があります。単独で走行していると、助けが来ない可能性もあるので複数人で行動することをおすすめします。ただし、多すぎると今度はハイカーさんたちにとっても恐怖になりますので、バランスを考慮しながら皆が楽しく走れるよう工夫しましょう。
以上、今回はマウンテンバイクを始める前に知っておきたい10の事を紹介しました。
堅苦しい話ばかりでしたが、皆で気持ちよくマウンテンバイクが楽しめる社会に近づけるよう頑張りましょう!