ほっと一息つきたくなるティータイム。少し食器にこだわるだけで普段のコーヒーも格段に美味しく感じるかもしれません。
世の中にはたくさんの食器がありますが、今回は北欧のビンテージ食器を紹介したいと思います。
大人気の英国の食器「ホーンジー」

ホーンジーは1949年にイギリスで設立されたHornsea Pottery社が手掛けた食器です。
デザイン・柄が多様で、見る角度からも違った表情を見せてくれるホーンジーは男性からも女性からも支持される大人気のブランド。
残念ながらHornsea Pottery社は2000年に事業閉鎖してしまったため、今、手に入るのはビンテージの物になります。そんなホーンジーから人気のデザイン2つを紹介します。
ホーンジー サフラン
1970年に発表された、薄い茶褐色のカップに丸い形をした花柄が刻まれた
かわいらしいデザインのカップです。製造当時の特殊な塗料の影響で光の加減ではマットに見える部分もありますが、角度を変えてみるとツヤっと光る部分もあり、独特な光沢を放つ質感は最近のカップには真似できない表情を見せてくれます。
ホーンジー エアルーム
エアルームはホーンジーの中でも特に男性に人気の直線的なデザインのティーカップです。
カップ表面は漆黒の楔形模様が刻まれており、ベースはオータムブラウン、レイクランドグリーン、ミッドナイトブルーと呼ばれる3色で展開されていました。
どの色も先ほど紹介したサフランとは対照的に厳格で重工感のあるデザインになっています。私が持っているのはオータムブラウン。コーヒーを入れたときの色の組み合わせがとても綺麗です。
フィンランドの芸術品 「アラビア」
北欧最大の窯である「アラビア(ARABIA)」の創設は1873年。
その歴史はなんと140年以上。創業から一貫して実用食器を追求しつつ、多くの芸術家を起用。アラビアのテーブルウェアは、森の緑、湖のブルー、大地の茶、雪の白をベースにした色調とおおらかなモチーフ、品質の高さで有名です。
1年の大半を雪に閉ざされる暮らしのなかで生まれた、温かみのあるデザイン。また、デザインのみならず「食器は実用的で、丈夫でなければならない」というブランドポリシーが反映された商品構成となっており、製品は耐火性に優れたストーンウェアが多く、そのままオーブンにも冷凍庫にも入れられる機能性を併せ持っています。
アラビア ルスカ
Ruska(ルスカ)シリーズは Ulla Procope(ウラ・プロコッペ)のデザインにより、1960年代初頭から1990年代後半まで製造販売されていました。現在は製造されていないことからルスカもホーンジー同様、現在入手できるのはビンテージ品のみとなります。Ruskaとは日本語で「秋色」 という意味で、色づく紅葉のように深いブラウンでの釉薬が特徴です。
アラビアのブランドポリシーを反映して耐火性に優れており、ビンテージ食器ながらオーブン・レンジが使用可能なのがうれしいところ。 厳選された土と塗料の影響で重厚な輝きを見せます。日本の楽焼きにもどこか似ており、親しみやすいテーブルウェアです。
クイストゴー(クィストゴー)Jens.H.Quistgaard
デンマーク発のアンティーク食器「Jens.H.Quistgaard」(イェンス・クイストゴー)。そのデザイン性の高さから、あのルーブル美術館にも展示されることもある美しい食器です。1950年代にデンマークで誕生したこの食器は、現在のテーブルにも独特な存在感を放っています。そんな、クイストゴーの中でも特に人気のデザインを紹介します。
レリーフ(Relief)
1957年から80年代にかけて、製造されてきたという「Relief」(レリーフ)。
立体感のある葉っぱのデザインが特徴的で、釉薬(ゆうやく)のかかり具合によって一つずつ表情が異なり、色味のグラデーションが楽しめる。デンマーク・コペンハーゲン生まれらしい気品のあるデザインはTHE北欧デザインと言った印象です。
ビンテージ テーブルウェアを手に入れるには
今回、紹介した食器はすべて生産が終了しており、入手するにはすべてビンテージのものを探すしかありません。ただ、どの食器も大変人気であったことや、長年生産されていたことから、流通数は多いようです。楽天やアマゾンなどのECモールでも海外から輸入されて販売しいるショップがあり、私もそちらで探して購入しました。ただ、古い製品であることから状態は様々ですので、ショップの評価や、掲載されている商品情報をしっかり確認して購入することをおすすめします。以下にいくつかの出品されているショップと製品を紹介します。