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便利な折り畳みデスク「G-PLAN /Fresco フレスコ ゲートレッグテーブル」

今回はイギリスのビンテージ家具、「Gplan」のおしゃれな折り畳みデスク・テーブルを紹介します。

限られたスペースでの作業デスクから、来客時の臨時テーブルまで、何でもこなしてくれる優秀デスクなので是非最後までご覧ください。

G-PLANについて

まず初めに「Gplan」というブランドがどのようなブランドなのかを紹介します。

Gplanは1950年代のイギリス最大の家具メーカーE.GOMME (イーゴム)社 が20世紀初頭、機械による家具の大量生産の基盤が出来上がったことから、戦後の復興で最も早く機械による家具の大量製造を行うようになりました。そのイーゴム社により、家具単品はもとより“プラン”を立ててシリーズで家具を買い足していってほしいという願いを込めて1952年に立ち上げられたブランドがG-PLANです。今から70年近く前のブランドですが、現代の「トータルコーディネート」という概念を前提に多くの家具がデザインされ、世に送り出されました。

Frescoシリーズについて

今回紹介する折り畳みデスクのシリーズ「Fresco」について

1966年に発表された「Fresco(フレスコ)」は
G-PLANの中でも後期に発売されたシリーズだけに、デザインも洗練され今でも人気のシリーズとなっています。

一番の特徴は、取っ手のデザイン。扉や取っ手の部分の色が微妙に濃くなってツートーンカラーに仕上がっているのでより洗練されたデザインに見える。

※フレスコシリーズのダイニングチェアに関する記事はこちら

G-PLAN /Fresco フレスコ ゲートレッグテーブル

そして、こちらがそのGplanの折り畳みデスク、フレスコ ゲートレッグテーブルになります。

折りたたみ式でフレキシブルに使えるダイニングテーブル。

「近年の北欧家具の人気」や「狭い日本の住宅事情」と相まって最近注目を集めるようになっきているようです。

両サイドの天板を持ち上げて、中に折り畳んでで足を引き出すだけというシンプルな構造とデザイン。一見シンプルなテーブルに見えますが、この時代らしく今では高級材木とされるチーク材を贅沢に使用していることから、全体的に高級感を感じます。

片方だけの板を押し上げ、デスクにした様子がこちら。限られたスペースでも簡易デスクになる点はとても重宝します。

普段使用しない時は下の写真のようにコンソールテーブルとして収納できることから、スペースの限られる日本の住宅事情の中でも大活躍するテーブルです。

ダイニングテーブルとして使用しない時は飾り棚としても活躍。

折りたたんだ際の最小の奥行きは写真のように30cm程度。最大に広がれば140cm、半分だけ広げれば85cm

と、テーブルの幅を自由に変えることができるため、一人暮しからカップル、大家族まで対応できる。部屋の広さだけでなくライフスタイルによってもフレキシブルに対応してくれるテーブルです。

その他、おすすめのゲートレッグテーブル

Gplanのゲートレッグテーブルはビンテージであるため、今は製造されていません。お近くのビンテージ家具ショップを回るか、オークションサイトでたまに出回るアイテムを探すしか方法はありません。

とは言え、とても便利なゲートレッグテーブルですので、他ブランドのテーブルをいくつかピックアップしたいと思います。

その他、私が良く利用するビンテージショップも以下で紹介します。

ヴィンテージ家具のおすすめショップを紹介

ヴィンテージ家具の魅力についてまとめた記事はこちらをご覧ください。

 

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